イソフラボンを取り入れる時の注意点があります。
まずイソフラボンは、大豆に含まれる成分だという事を知っておきましょう。
商品によって違いがありますが、中には「イソフラボン」としか表示されていないものもありますし、「大豆イソフラボン」と表示されているものもあります。
大豆に含まれる成分なので、大豆アレルギーのある人は、イソフラボンを摂取する事でアレルギー症状を起こす事があるので注意しましょう。
自分では見極められない場合は、メーカーに問い合わせたり、担当の医師に相談してみましょう。
もう一つの注意点は、1日の摂取量です。
イソフラボンには、摂取量の上限というのがありますので、ここもしっかりと覚えておきたいですね。
1日あたりの摂取量の目安は(アグリコン換算値で)70mg~75mgとされています。
このアグリコン換算値というのをよく目にしますが、イソフラボンの形態の一種で、摂取量の目安に使われています。
大豆に含まれるイソフラボンは、特に意識しなくても自然と摂取している事が多くなります。
味噌、醤油、納豆、豆乳、豆腐にも含まれているので、特に意識しなくても毎日何かしらの形で摂取していますね。
イソフラボンを摂取しようとする場合は、サプリメントも便利です。
メーカーによっても含有量に差がありますが、大体1日辺り(アグリコン換算値で)30mg~40mgを摂取できるようになっています。
日頃から大豆食品を多めに摂取している場合は、サプリメントの量を減らしたりと工夫してみましょう。
目安としては納豆1パック、またはお豆腐半分で約30mgのイソフラボンを摂取できます。
サプリメントが1日に40mgを摂取できるとなっている場合は、お豆腐と納豆の両方を食べた時は、サプリメントを1日休むか、半分の量にすればちょうどいい量になりますね。
ちょっと面倒ですが、1日あたりの摂取量に上限がある場合には、食事かサプリメントのどちらかで工夫すればいいのです。